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昔『艦これ』絵を描いていた方に今の画力で描いていただきたい、という願望を抱くことが多いのでskeb依頼したいけれども依頼するお金もなくて今宵涙こらえて奏でる愛のSerenade.

それにしても『砂の女』の未亡人、昔は気にとめなかったけれども今読むとエロいな。青年期には読み取れなかった退廃的な妖艶さ。

読書備忘録『砂の女』 

*新潮文庫(1981)
*安部公房(著)
二〇数箇国語に翻訳された『砂の女』は、不条理の表現者安部公房の名を世界文学史に刻み付けた不朽の名作。このたび数年ぶりに読み返したのだが、閉鎖的な砂の世界に立ち込める圧倒的な虚無に新鮮な感動を覚えた。主人公は仁木順平という教師。彼は歪な夫婦関係と憂鬱な教職に辟易し、空虚な日常から逃れ、昆虫採集に没頭するため休暇を利用して海岸沿いの部落を訪れる。ところが男は砂穴の底にある民家に閉じ込められて、住人の寡婦と砂掻きをさせられることになる。ここから始まる男の悪戦苦闘は壮絶である。脱出を阻む砂丘は蟻地獄を連想させる。砂はまるで生きもののように蠢き、部落を飲み込む勢いで休まず流動する。愛郷精神を旨とする住民は監視を怠らず、同居している寡婦は居場所を守るため男を引きとめる。友好的な態度を崩さないまま核心には触れさせない狡猾な住民たちは不気味極まりなく、脅迫めいた言動をしてもいないのに強固な抑止力を働かせる。そして、部落にも男にも従順な寡婦は逃走を妨げる蟻地獄の主であり、砂穴での監禁生活を日常に変えていく存在として象徴的に描かれる。

元プロレスラーが停電で開かなくなった電動ゲートを素手で剥ぎ取ったと聞いて「そんな化けものが実在するんかい」と思ったらドウェイン・ジョンソン氏と知り納得するなど。50代間近になってもロックさまは化けものだった。

得意分野はライトなミリタリーからいわゆるサブカル、ボードゲーム、写真、映画関連です。そのほか、ゲーム内テキストも実績があります。

ネット媒体、紙媒体のいずれも随時、原稿依頼は大歓迎です。
お仕事募集ページ|Morihiro Matsushiro #note #自己紹介 note.com/mm1941/n/nb7f1adb193f

noteで連載中のクトゥルー神話異世界小説「拷問人の息子」を電書化しました。邪教の世界を舞台とした呪術ハードボイルドノベルです。
拷問人の息子を電書出版しました|Morihiro Matsushiro #note note.com/mm1941/n/nf4ef4613ab9

まずい。作業机の崩壊が進んでいる。抽斗の梁は折れているし、棚もお辞儀するように割れて今にも本が全部落ちそう。というか何故長兄のおさがりである30年以上前の学習机で作業しているのだ。

めも。

出版物の総額表示、書協「返品」「回収」問題を否定|日販通信
note note.com/nippan_tsushin/n/n0d7

読書備忘録『オーバーストーリー』 

*新潮社(2019)
*リチャード・パワーズ(著)
*木原善彦(訳)
木が酸素を排出しなければ人間は生きていけない。すなわち人間は木に生かされているといえる。ところが人間は日常生活を充実させる方法として森林を材料に変える道を選択した。自然保護を唱えるのは容易だが、木材のない生活を想像することは非常に難しい。それだけに環境問題に踏み込み、生命の源たる森林を象徴的に表現した『オーバーストーリー』はなおさら胸に迫った。本作品は群像劇の形式で書かれている。家庭環境も性格もまったく異なる九人の主役。けれども主役たちは何らかのかたちで木との関わりを持っており、その記憶と絶滅の危機に瀕するアメリカ大陸最後の原始林が呼応するように、森林伐採という難題に向かっていく。栗の木を写真におさめてきた一族の末裔、ベンガルボダイジュに命を救われた帰還兵、感電死するも光の精霊の導きで息を吹き返した女子大生、聴覚障碍を抱えながら植物研究に従事する学者など。それぞれの物語は成長する大木の枝葉のように広がり、複雑に絡まり合っていく。その様相は森林の息吹を具現化しているようで感動的だ。

「庇護欲をズキュウウウンを刺激する」なる意味不明な文章を書いてしまったが、要するにそれだけ彼女たちの可愛らしさに打たれたというわけなのだ。

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儚げな女の子が秋祭りでウキウキするすがたには庇護欲をズキュウウウンを刺激するものがある。というわけでこれから伊47さんと狭霧さんを連れて屋台巡りしてくるのだ。

薄ぼんやりした日々をダラダラと過ごす中年男と奇妙なお友達が、セクシュアリティやパートナーシップの境目をふわふわ漂う物語。
連作短編紹介 #連作短編 #小説 #短編|Morihiro Matsushiro #note note.com/mm1941/n/n43385982e51

平仮名の「おっぱい」とは内側に湾曲して「おっぱい」を体現している四文字で構成された神秘的な文字列である(中和)。

とまあ益体もないことを書き散らしたけれど、勇み足は自分の首を絞め兼ねないので当面は慎重に警戒する感じで。ただ総額表示と書籍の相性は確実に悪いので、自分なりに情報を集めていく所存。

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山田太郎議員の動画を視聴。総額表示義務には罰則がないのか。初めて知った。カバー及びスリップを変えなくても財務省は動きそうになく、既刊本の価格表示は現状維持で潜り抜けられるかも知れない。出版業界からの要請もないし、書店に負担をかける意向もない模様。
非常に悩ましいのは「下手に騒ぐと厳格化を招き兼ねない」点で、既刊本を生き残らせるには価格表示をグレーゾーンと認識しなければならないこと。また2021年4月1日以降の出版物が総額表示となる以上、次の税率変更後はグレーゾーン化の逃げ道も失われることが懸念される。そこを踏まえて今後対策を考えいくことになるだろう。
いずれにせよ脊髄反射で山田太郎議員を非難する風潮はいただけない。要請がなければ何もできないし、出版関係者間の意見に齟齬が生じているなら業界団体全体の認識を改めるのが先決。風説に頼るより本人の話を聞く方が確実だから「出版物の総額表示義務化」問題が気になる方には視聴をおすすめする。私のこのTootも主観的なまとめにすぎないから鵜呑みにしたらダメよ。

【第415回】出版物の総額表示の義務化
youtube.com/watch?v=NNWJ96o3Kg

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