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La caca de Virgen Santa es sabor de maíz morado 聖なる処女のうんちは紫とうもろこしの味-拷問人の息子外伝- | 松代守弘 #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11920158
読書備忘録『わたしの物語』
*松籟社(2012)
*セサル・アイラ(著)
*柳原孝敦(訳)
物語における事象に明確な答えを求める人は混乱するかも知れない。修道女の回想録として始まる『わたしの物語』は少女時代の体験談で構成されているのだが、彼女が語る事柄には常に違和感が付きまとう。ことの発端は序盤のアイスクリーム事件である。父親が買ってくれたアイスクリームを口に含むと、尋常ならざるまずさに少女は嗚咽を漏らす。けれども激高した父親は彼女の主張を受け入れず、無理矢理完食させようとする。癇癪を起こす娘と叱責する父親。構図だけならよくある風景ではある。ただ、圧力をかける父親の風貌が不気味で恐ろしく、溶けだしたアイスクリームが唾液のようで気持ち悪い。意地の張り合いを超えた悪魔との攻防戦を思わせる情景は妙にグロテスクである。果たして実際に奇妙なのか、それとも少女の語りがグロテスクな情景を描いているのか。物語の始めに感じさせられる薄気味悪さは最後まで続く。少女の名前はセサル・アイラ。女性でありながら周囲の人は男性として接しており、語り手に対する疑念は深まるばかり。なお作者のセサル・アイラ氏は男性である。
お知らせ。noteにて【読書備忘録】第24回を公開しました。
10冊の図書を推薦する小さな書評集です。今回は『魔法の夜から神秘列車まで』と題し、500~600文字程度の短評を添えてご紹介致します。
https://note.com/komugiteki/n/n73d4bdec56b4
#note #コラム #書評
明日12月9日【読書備忘録】24回目を公開する予定です。その前に23回目『蒼老たる浮雲からキルプの軍団まで』を紹介書籍名と著者名・編者名込みで再掲します(敬称略)。
『蒼老たる浮雲』(残雪)
『私たち異者は』(スティーヴン・ミルハウザー)
『黒い豚の毛、白い豚の毛 自選短篇集』(閻連科)
『小説の読み方、書き方、訳し方』(高橋源一郎、柴田元幸)
『世界幻想文学大全 幻想文学入門』(東雅夫=編)
『魔法の庭・空を見上げる部族 他十四篇』(イタロ・カルヴィーノ)
『純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語』(ガブリエル・ガルシア=マルケス)
『ミゲル・ストリート』(V.S.ナイポール)
『ウッツ男爵 ある蒐集家の物語』(ブルース・チャトウィン)
『キルプの軍団』(大江健三郎)
https://note.com/komugiteki/n/n380b5b29336b
#note #コラム #書評
百合りあんと。ー百合風俗体験記ー(みにょって) | HHH@日曜西J36a #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/78189774
「みにょって」様の音声作品『百合りあんと。ー百合風俗体験記ー』にてイラストを描かせて頂きました。ご興味ある方はチェックの程よろしくお願い申し上げます!
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読書備忘録『神秘列車』
*白水社(2015)
*甘耀明(著)
*白水紀子(訳)
初めて読んだのは発売間もない頃。ノーベル文学賞作家莫言氏に賞賛されたという話に惹き付けられて購入を決めた。甘耀明氏の作品を読むきっかけは莫言氏の言葉だった。けれども今は他者の意見ではなく、自分自身の意思で甘耀明氏を追いかけている。そうした経緯があるだけにこのオリジナル編集による短編小説集には特別な思い入れがある。政治犯だった祖父が乗った神秘列車を探す鉄道マニアの少年と、国民党による白色テロで離別した祖父と祖母の物語が交錯する『神秘列車』。土地神である伯公を崇めながらも、観光地化にともなうグローバリゼーションを受け入れられない村長の奮闘を描く『伯公、妾を娶る』。物語を愛し、語りすぎることから素麺と揶揄されてきた祖母の遺言に従い、孫が葬儀でさまざまな話を語る『葬儀でのお話』。町に現れたアミ族の二人組を通して、原住民族が住んでいた昔日の森林を想起させる『鹿を殺す』。秀作揃いで甲乙付けがたい。北京語、閩南語、客家語を複雑に絡める彼の文体を翻訳するのは至難の業。それだけに流麗な邦訳を実現された白水紀子氏の功績は大きい。
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めも。アレホ・カルペンティエル『時との戦い』(水声社/寺尾隆吉=訳)2019年12月25日発売。
現在詳細は記されていないが、愛するシリーズであるフィクションのエル・ドラードだし、カルペンティエル作品だから概要がなくてもおさえる所存。
https://note.com/komugiteki/n/nebf5b6100172
読書備忘録『ある青春』
*白水Uブックス(2014)
*パトリック・モディアノ(著)
*野村圭介(訳)
フランスでベストセラー上位を占め続けた『ある青春』はパトリック・モディアノ氏の出世作といえる。パリから離れた山荘で暮らす主人公の家族。穏やかな日々をすごしているとわかる平和な情景が描かれるが、子供たちを眺める夫婦は仄かな陰を覗かせている。夫の名前はルイ、妻の名前はオディール。二人の胸中には子供たちが知るはずもない自分たちの放浪の日々が秘められていた。それは一五年前、兵役を終えてあてもなくさまようルイと、勤務先をクビになり町はずれの音楽ホールで歌うオディールの苦く切ない生活だった。二〇歳に届かない若者二人は希望もないまま暮らす内に偶然出会い、野望を抱くも敗れていった陰気な大人たちと奇妙な交流を始める。寂寞とした雰囲気が若い恋人たちを哀しくも美しく浮きあがらせる。この青春小説が邦訳されたのは一九八三年。単行本版の後書きではヌーヴォー・ロマン以後の代表的な中堅作家と紹介されており、期待の若手と認識されていた当時の風潮を垣間見ることができる。そのモディアノ氏も今ではノーベル文学賞作家である。
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昭和生まれの文章書き(小説・書評)。筆名はホクトと読みます。掌編の共著数冊。怪奇幻想小説をよく書きます。その実体は重度の二次元オタクなのでご注意を。noteでは掌編小説・短編小説・読書備忘録・雑記等を公開。競馬と野球とVtuberと『艦隊これくしょん』と『マリオカート 8 DX』が好き。
*BTは宣伝に限定(R18の場合NSFW済みのもの)。
*エアリプライ非対応。
*SNSでは議論をしない方針。
*変態的発言あります。