めも。バレリア・ルイセリ『俺の歯の話』(白水社/松本健二=訳)2019年12月26日発売。
ひょんなことから競売人を目指すことになった人物を描く、メキシコ出身の新鋭とフメックス社の工場労働者との共同制作で生まれたコラボレーション小説。
https://note.com/komugiteki/n/nb7b11aaeb25d
【定期】転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。
💫コミカライズ4話-①が更新されました💫
みんなの愛で成長するアリスと夫婦愛の回
どうぞよろしくお願い致します❄️
【ComicWalker】https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_FL00201125010000_68/
【ニコニコ静画】http://seiga.nicovideo.jp/comic/43714
得意分野はライトなミリタリーからいわゆるサブカル、ボードゲーム、写真、映画関連です。そのほか、ゲーム内テキストも実績があります。
ネット媒体、紙媒体のいずれも随時、原稿依頼は大歓迎です。
お仕事募集ページ|Morihiro Matsushiro @m_m1941 #note #自己紹介 https://note.com/mm1941/n/nb7f1adb193fe
読書備忘録『物語は人生を救うのか』
*ちくまプリマー新書(2019)
*千野帽子(著)
人間とは意味付けをかさねることで事象を把握する生きものである。意味付けする行為とは因果関係を作ることであり、ときには辻褄を合わせるため存在しない事物を生むこともある。人は日常的に物語を構築している。千野帽子氏は前著『人はなぜ物語を求めるのか』で、こうした物語化の構造を噛み砕いて解説した。今回の『物語は人生を救うのか』は前著で書けなかったテーマをとりあげているので、続編よりはA面に対するB面に近い。このB面では前回同様物語論を基礎としながら、虚構表象(フィクション)と非虚構表象(ノンフィクション)、偶然性と必然性の具体的な相違点に触れるとともに、自分あるいは他者にもたらされる物語化の影響を解釈していく。物語化とは個人だけの問題だけではなく、社会に根付いている一般論もまた物語化された概念であり、往々にして明確な根拠に欠けたまま人の行動に干渉する。文中ではこの一般論を個別の理解をささえる図式・世界観・人間観とした上で、如何なる影響を及ぼすのか具体例を交えて説明する。物語とは良くも悪くも身近にあるものなのだ。
E-5(甲)突破。
基礎難易度の急上昇に泡を食う小鳥提督だったが、艦娘の健闘に励まされながら試行錯誤してようやくゲージ破壊に成功。軽空母二隻編成に変更したの奏功したのだろうか。長門さんが昼戦で決める予想外の展開にまたしても泡を食い、記念撮影のタイミングが若干遅れたのはご愛嬌ということで。なお、平戸さん・秋霜さんは現れず。
ブ「お前は腹ボコォに興奮して」
ブ「俺は腹ボテに興奮した」
ブ「そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!」
ザ「違うのだ!!」
noteにて年末のご挨拶を書きました。表題通りテンションは低いですけれども、前向きに構えているのでご安心ください。
『心持ちテンションの低いご挨拶』
https://note.com/komugiteki/n/nf862f1ebce4c
#note
めも。アラン・ロブ=グリエ『ある感傷的な小説』(水声社/的場寿光=訳)2019年12月25日発売。
版元ドットコムでは概要が書かれていないが、偏愛、暴力、サディスティックな性癖を通して作家に取り憑いた妄想を描きだしたロブ=グリエの遺作。
https://note.com/komugiteki/n/na13bd98adf5b
読書備忘録『ダイヤモンド広場』
*岩波文庫(2019)
*マルセー・ルドゥレダ(著)
*田澤耕(訳)
カタルーニャ文学を象徴する恋愛小説であり、生前のガブリエル・ガルシア=マルケスもスペイン語翻訳版と原文カタルーニャ語版を読み込み、惜しみない賞賛の言葉を送った。おおまかな筋はクルメタことナタリアの半生に迫るものである。野生児のまま大人に成長したようなキメットとの結婚。命がけの出産。家中を飛びまわる鳩たちの飼育。家庭を切り盛りする中でナタリアはキメットはわがままな言動に悩まされ、次第に神経を弱らせていく。そして内戦の勃発により彼女はさらなる苦境に立たされてしまう。終わりの見えない武力衝突に怯え、失望と憧憬の念を抱えながらも生きる道を模索するすがたには胸を締め付けられる。また、本作品はカタルーニャ語で書かれている点も重要である。ロマンス諸語であるカタルーニャ語にはフランコ政権時に排斥されてきた歴史的背景があり、解説によればカタルーニャ語の潜在的読者は六〇〇万人程度。それでも文学を通して母語を語り続ける作家は存在する。今は亡きマルセー・ルドゥレダもその一人だった。
昭和生まれの文章書き(小説・書評)。筆名はホクトと読みます。掌編の共著数冊。怪奇幻想小説をよく書きます。その実体は重度の二次元オタクなのでご注意を。noteでは掌編小説・短編小説・読書備忘録・雑記等を公開。競馬と野球とVtuberと『艦隊これくしょん』と『マリオカート 8 DX』が好き。
*BTは宣伝に限定(R18の場合NSFW済みのもの)。
*エアリプライ非対応。
*SNSでは議論をしない方針。
*変態的発言あります。