@shungikuten 大胆な格好で広げられるGotlandさん、とても可愛くてエッチですね。魅惑の肢体に惹き付けられます。久し振りの『艦これ』絵に思わずテンションがあがりました。
クトゥルー神話における重要作品「墳丘(墳丘の怪)」をもとに、メキシコ革命時代をモデルとした、カルトと奇跡と銃と地球からもたらされた技術の入り乱れる、新たなクトゥルー神話小説です。
拷問人の息子 (インゲン書房) 松代守弘 https://www.amazon.co.jp/dp/B08D388NMS/ref=cm_sw_r_tw_dp_M6J0HDG7CGQTT93W0WGY @amazonJP
読書備忘録『狭き門』
*新潮文庫(1954)
*アンドレ・ジッド(著)
*山内義雄(訳)
もはや説明不要の世界的名作。幼い頃から愛し合っていたジェロームとアリサ。ところが愛の成就に究竟を見出しているジェロームとは違い、神の境地に憧れるアリサは彼を愛しながらも受け入れようとしない。アリサは何故彼の愛を拒むのか。ジェロームの独白である物語は、アリサの不可解な、理不尽な言動に寄り添いながら空虚な時間を刻んでいく。アリサの強固な意志を形成するものは地上から離れた世界にあり、誰も彼女を地上にとどめることはできないのだ。狭き門とは救済の道を説くイエス・キリストの言葉に由来していて、まさにアリサが選択した苦難の道を意味する。一世紀前のフランスで、しかもキリスト教に対する批判精神を暗示する内容だけに、キリスト教徒ではない淡白な現代日本人である私にアリサの気持ちを理解するのは難しい。共感することはなく、信仰とは何なのだろうという素朴な疑問を覚えた。とはいえ共感は評価の指針にはならないし、実際に相容れない理想を抱いているが故に結ばれることのない二人に痛切な哀感を抱き、その悲恋に浸ったのは紛れもない事実だ。
【お知らせ】
hontoさまのブックツリーに記事が掲載されました。今回はディストピア小説を精選しました。統制・管理・破壊などの脅威を表現した作品からおすすめの本を紹介します。
暗黒の未来へあなたをご招待します。ディストピア文学の名作選
https://honto.jp/booktree/detail_00013355.html
@panorama_box 実はそろそろ競馬歴27年になるのです。競馬を見て育っただけに『ウマ娘』効果で競馬に興味を持ってくださる人が増えたらいいな、と密かに期待しておりまして。複数のゲームを同時進行できない故に手はだしていないのですが、いち競馬ファンとしてウマ娘の皆さんを応援しております。可愛いですし。
@panorama_box ゴールドシップは芦毛の馬体、息の長い活躍、圧勝と凡走の両極端な成績など個性派として愛されていましたからね。好きな馬でした。この極端さも若い頃は堅実だったのに年齢をかさねるごとに派手になっていった経緯も絡んでおりまして。
読書備忘録『夜間飛行』
*光文社古典新訳文庫(2010)
*アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(著)
*二木麻里(訳)
陸軍飛行連隊の操縦士を務めた後、民間航空で活動するも偵察中に撃墜されて地中海に散ったサン=テグジュペリ。パイロットにして小説家である彼は寡作ではあるものの、実体験を素材とする高精度な作品群はリアリズム文学の至宝として世界的に評価されている。航空郵便の黎明期を舞台に夜間飛行という危険な事業の全貌を物語る『夜間飛行』の現実感は、著者の操縦士経験がなければ表現できなかったと思う。航空会社の支配人リヴィエールの強固な姿勢と、暴風雨に襲われるパタゴニア便の操縦士ファビアンの悪戦苦闘。物語の軸である二人は事業の失敗と眼前の危険という異なる脅威を相手に奮戦している。暗黒の夜空で、嵐に翻弄されながら操縦桿を握り続ける状況は呼吸が苦しくなるほどの緊張感に満ちている。その状況でくだすリヴィエールの冷徹な判断は倫理には反するかも知れない。しかし、彼も失敗を許さない世論に背水の陣で挑んでいるのだ。ここでは善悪を決めて断罪するより、二〇世紀前期の航空業に求められたヒロイズムの功罪に注目したい。
【お知らせ】本日『転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。』コミカライズ16話-②が更新されました🌸
決闘三回戦の第二戦目です!
後ほど今話の画像を作成して再度お知らせさせていただきます🙏 ✨
よろしくお願いいたします 😊
🍬 ComicWalker
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https://seiga.nicovideo.jp/comic/43714
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【お知らせ】
hontoさまのブックツリーに記事が掲載されました。今回は近現代のイタリア文学に焦点をあて、その中から幻想と風刺で彩られた逸品を選り抜きました。
幻想と風刺に彩られた近現代イタリア文学の世界
#honto #ブックツリー
https://honto.jp/booktree/detail_00013352.html
読書備忘録『ガラスの国境』
*水声社(2015)
*カルロス・フエンテス(著)
*寺尾隆吉(訳)
「時間の年代」という枠組みの中で、母国メキシコ独自の文化を実験的技法で築きあげてきたフエンテス。その物語の面白さと手法の巧みさは同世代のあいだでも突出していた。ラテンアメリカに含まれても中南米には含まれない。言語と地理のどちらを優先するかで立ち位置が変わるという複雑な事情を抱えるメキシコは国境を隔てたアメリカとは穏やかならぬ歴史を刻んできた。その国境を象徴的に物語化した『ガラスの国境』ではメキシコの情勢が濃密に語られる。原書初版に「九つの物語で書かれた小説」と付されていたように、本作品では九編の短編小説が集合して一編の長編小説を形成する手法が取られている。その中心には裕福な権力者レオナルド・バロソがいる。最初の物語「首都の娘」で主役を務めるほかは脇役として顔を見せており、奨学金の送り主や工場の社主として、または飛行機で偶然一緒になる乗客として登場する。レオナルドに接する各物語の主役は、総じて不遇な、抑圧下にある人ばかりで、そのほとんどは隣国アメリカとの摩擦の犠牲者といえる。
そんな『俺』の出逢った『海辺の彼女』は、犬を飼う美しい人妻。彼女と重ねるエロティックな逢瀬、そして食事や小旅行で共有する居心地のいい時間を切り取った短編集。
彼女とあの娘と女友達と俺と: 海辺の彼女編 (インゲン書房) 松代守弘
https://books.rakuten.co.jp/rk/e7e3fe23e11730558cec5bab4e986c60/
昭和生まれの文章書き(小説・書評)。筆名はホクトと読みます。掌編の共著数冊。怪奇幻想小説をよく書きます。その実体は重度の二次元オタクなのでご注意を。noteでは掌編小説・短編小説・読書備忘録・雑記等を公開。競馬と野球とVtuberと『艦隊これくしょん』と『マリオカート 8 DX』が好き。
*BTは宣伝に限定(R18の場合NSFW済みのもの)。
*エアリプライ非対応。
*SNSでは議論をしない方針。
*変態的発言あります。