めも。アラン・ロブ=グリエ『ある感傷的な小説』(水声社/的場寿光=訳)2019年12月25日発売。
版元ドットコムでは概要が書かれていないが、偏愛、暴力、サディスティックな性癖を通して作家に取り憑いた妄想を描きだしたロブ=グリエの遺作。
https://note.com/komugiteki/n/na13bd98adf5b
読書備忘録『ダイヤモンド広場』
*岩波文庫(2019)
*マルセー・ルドゥレダ(著)
*田澤耕(訳)
カタルーニャ文学を象徴する恋愛小説であり、生前のガブリエル・ガルシア=マルケスもスペイン語翻訳版と原文カタルーニャ語版を読み込み、惜しみない賞賛の言葉を送った。おおまかな筋はクルメタことナタリアの半生に迫るものである。野生児のまま大人に成長したようなキメットとの結婚。命がけの出産。家中を飛びまわる鳩たちの飼育。家庭を切り盛りする中でナタリアはキメットはわがままな言動に悩まされ、次第に神経を弱らせていく。そして内戦の勃発により彼女はさらなる苦境に立たされてしまう。終わりの見えない武力衝突に怯え、失望と憧憬の念を抱えながらも生きる道を模索するすがたには胸を締め付けられる。また、本作品はカタルーニャ語で書かれている点も重要である。ロマンス諸語であるカタルーニャ語にはフランコ政権時に排斥されてきた歴史的背景があり、解説によればカタルーニャ語の潜在的読者は六〇〇万人程度。それでも文学を通して母語を語り続ける作家は存在する。今は亡きマルセー・ルドゥレダもその一人だった。
@panorama_box ららさんの触手・肉塊は私もお気に入りで、最近描かれたskeb絵も苦痛と快楽のはざまに堕したような淫靡な情景に惹かれました。元々触手絵は好きなので、機会があればぜひまた拝見したいです。
C97お品書きです。
2日目(日)西4-J10b「almanacco(アルマナック)」です。よろしくお願いします☺️🙏
新刊委託🍈↓
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=594988
webカタログ📖↓
https://webcatalog.circle.ms/Perma/Circle/10370423/
新刊『サンタ鈴谷のプレゼント』書店での予約が始まりました。
クリスマスに提督と鈴谷が一緒にいて何事もなく終わるはずもなく・・・(略
1月中旬頒布開始ですが冬コミと合わせてチェックお願い申し上げます。
メロン:https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=596332
虎:https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040030799882/
CG集3発売しました!!
「即ハメ生配信見つけたアナタとその場で生エッチ」が販売開始しました!
FANZA https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_169024/
DLsite https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ273688.html
DiGiket https://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0196185/
どうぞよろしくお願いいたします!
二日目(日) 西 P16a
「艦娘の(胸部)装甲が透けるメガネ 総集編」
既刊のvol.1~5+描き下ろし収録
会場価格1500円で頒布します。(R-15)
今回は新刊だけです。
委託もありますので、当日来られないという方はこちらからどうぞ。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=590729
@kuronisiki お疲れさまです。脱稿後は疲労困憊だったと思いますし、充分英気を養ってくださいね。
C2機関さんがクリスマ鈴谷さんの写真を載せておられた。思わず見惚れる可愛さ。お話によるとすべすべの手触りも再現されているそうな(お触りは前提)。
読書備忘録『ポルトガル短篇小説傑作選』
*現代企画室(2019)
*ジョゼ・ルイス・ペイショット 他(著)
*黒澤直俊 他(訳)
残念ながらポルトガル文学は日本に浸透しているとはいいがたく、現代の重要な作品は未訳のままである。そこでポルトガルを代表する作家たちの作品を翻訳する企画が生まれ、現代企画室より現代ポルトガル文学選集の一冊として刊行されることになった。翻訳事業は困難の連続だったようだが(この辺はアドバイザーを務めたリスボン大学教授のルイ・ズィンク氏を始め、多数の翻訳者と校閲係を交えた訳出の過程を振り返る解説欄に詳細が書かれている)、厳選された一二編の小説はどれも素晴らしかった。民主化革命前後の時代を舞台とした鮮烈なもの、不遇な人生を歩んできた女性が過去をふり返るもの、コミカルでありながら底知れない恐怖を覚えるもの、報われることのない切なき恋のかたちを語るもの。この『ポルトガル短篇小説傑作選』には彩り豊かな物語が織り込まれており、読者を飽きさせることはない。これも編集・翻訳に携わった方々の努力の賜物だろう。現代ポルトガル文学がますます身近な存在になることを願う。
昭和生まれの文章書き(小説・書評)。筆名はホクトと読みます。掌編の共著数冊。怪奇幻想小説をよく書きます。その実体は重度の二次元オタクなのでご注意を。noteでは掌編小説・短編小説・読書備忘録・雑記等を公開。競馬と野球とVtuberと『艦隊これくしょん』と『マリオカート 8 DX』が好き。
*BTは宣伝に限定(R18の場合NSFW済みのもの)。
*エアリプライ非対応。
*SNSでは議論をしない方針。
*変態的発言あります。