私は、自分の仕事で「相手を動かそうとするのにばかり熱心な人」が、如何に自分がないか、そしてそういう人間関係がまた次世代の自分がない人間のコピーを生み出していくかを、嫌というほど見ています。
その「現実」を無視して、「それは分かるけど、とにかく今起きていることに対処しないと!」と言って、政治という砂上の楼閣を築こうとしても、それは所詮は砂上の楼閣であることを免れないのを「知っています」。
もちろんそれは「だから政治の話をするべきではない」という意味ではありません。しかし、目の前で起きている現実と、自分が現にそれにコミットしてきたことを、常に見据えておくことはとても大切だと考えます。