都知事選の立候補者の中で、票を無駄にしたくないなら、現職小池氏は蓮舫氏の2択しかない、と書きました。なぜなら、それ以外の候補に投票することは、小池氏を助けるだけなので、小池氏に投票するのと変わらないからです。
私が尊敬する米国のハイテクジャーナリスト、ダン・ギルモア氏が米国大統領選挙について今朝、こう書き込んでます。意訳しますね。
「バイデン氏に対する不満を表すために、今年の大統領選挙でロバート・ケネディJRやその他の泡沫候補に投票するという友人は、友人ではない」
「彼らは、さまざまなこじつけの理由で正当化しようとするだろうが、現実は単純だ。これらの泡沫候補への票は、トランプに投票するのと同じだ」
https://mastodon.social/@dangillmor/112669213221039468
小池氏対蓮舫氏は、バイデン対トランプ選挙戦とは、争点も人物も全く異なります。でも、いろいろと言い訳をして、蓮舫氏に投票しないという都民は、同じ結果、つまり蓮舫氏に投票しないことで、小池氏の当選を助けると、私は考えます。(大事なので繰り返した) [参照]
まぁ勝つはずがない候補に入れるのも有権者の権利ではありますよね(私は年中、勝つはずのない共産党候補に投票してますし。笑)。
今回、暇空とか、ウツミンとか、田母神さんとかに入れる人たちは、それをやめさせたらきっと小池百合子に入れる人たちが大半だと思うので、むしろ分散して泡沫候補に入れてくれると助かると、少なくとも今回のことだけ考えた場合には(彼らの認知度が上がることでのその後への影響は気になりますが)、そのようにしか私は思ってません。
どっちみち当選はしないだろうし(石丸って人は思ってた以上に票を取りそうだから警戒した方がいいかもしれない。田母神さんはもっと頑張って小池百合子さんの票を食って欲しい)。
From: @sabuchan
https://mastodon.social/@sabuchan/112669873231006687 [参照]
>> 私は年中、勝つはずのない共産党候補に投票してますし
私も同じでした。前回の地元市長選まで。その選挙では一つの大きな争点があり、それに対する候補者の賛否だけで、当選の可能性のある候補に入れました。彼の市政には失望していますが、あるプロジェクトが止まっただけで、よかったと考えています。
それ以来、私の投票行動は、当選の可能性を度外視して、好きな候補に投票するから、当選の可能性のある候補の中から「害の少ない(Less Evil)」人を選ぶに変わったのです。
知事選については、小池氏、蓮舫氏以外の候補の選挙資金の元が気になります。誰が当選の可能性のない候補者にお金を出しているのか? 個人の売名、宣伝効果を狙ってということももちろんあると思います(名前を売って次の選挙につなげるとか)。でも、それだけではないでしょう。
本当に小池氏が困るほどの票をとる可能性のある第3、第4の候補なら、自民党(とその仲間)が自ら推すか、出馬させないと思いますよ。私は、すべての泡沫候補は、その出馬の理由は異なれど、結果として蓮舫氏の邪魔をすることになると考えてます。
私も今回の蓮舫の出馬は「当選の可能性がある」から、当初から「(気分が)あがって」ますし、それを考えるのは当然と思います。私もそういうことを考えた投票行動もとります。
ただ泡沫候補に入れる権利は誰にでもあるし、私もその権利をよく行使していると書いただけです。
あと、多くの有象無象に入れる人たちのほとんどは、やはり彼らがいなければ小池百合子に入れていた人たちが大半なんじゃないかなぁ(全員とは言わないけど、確率的には小池百合子票になった可能性が高いかと)とは私は思っています。
どう考えても、田母神さんや暇空茜やウツミンに入れるような人が蓮舫に入れるイメージは想像できない。笑 そこはどうも見解の相違のようですね。
敢えて言えば石丸氏あたりは、多少、蓮舫票を食っているかもしれないけど…。
これが前回のように山本太郎が出ていたりしたら話は別なんですが。
今回、れいわ支持者は蓮舫には入れないと言っている人が多いらしいですが、支持者はともかく山本太郎が出ていたら、浮動票はきっと食い合うことになっていたと想像しますから、それだけでも今回蓮舫を支持している人間としては幸いだったと思っています。
@sabuchan
みんなが音喜多駿に立候補を勧めていたのも、揶揄いもあるけど、彼が立候補してくれると、小池百合子の票をかなり食ってくれるだろうという期待もあったのだと思うし。