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こういうの好きかも…私。笑

でも日常当たり前の言動をちょっと変えるこういうのって、実は一番相手を驚かせるし、インパクトが大きい分、抵抗というか、反応もちょっと怖いんですよね。

例えば昔の話だけど、植木屋で働いていた時に女性たちはいつもまとめて「おばちゃんたち」と呼ばれてたけど(数でしかなかった)、男性はひとりひとり名前で呼ばれるか「職人さん」と呼ばれていた。それ、すごい違和感あったから、よっぽど私は職人さんたちに「おじちゃんたち」って言ってやりたかったけれど、とてもじゃないけど怖くてできなかったもんなぁ。

まぁ私が女のくせして最初から職人として現場に入った(社長に採用された)こと自体が彼らにしてみれば、ものすごく面白くないことだったから(私は「おばちゃん」の仲間ではなかった)最初の頃は散々陰に陽にいじめられた訳だけど。

(Farid Yasuさんのツイート↓)

最近、フランスのTikTokで大きなトレンドとなっているのが「ミクロフェミニズム(micro-féminisme)」。アメリカ初のムーブメントで、日常生活で意識してやっているささやかなちょっとしたフェミニズム的な行動をみんなにシェアする内容。いくつか動画の例を紹介すると、

twitter.com/yamashita_socio/st

(続き)

例えば、「お医者さんに行った」という話を聞いたときに、医者について、「彼は何て言ってた?」ではなくて、「彼女は何て言ってた?」と尋ねることで、情報のない状態で医者のことをいつも男性と想定して代名詞を用いるのをやめてみる(これはそもそも日本語ではあまり起きない現象ではある)。

また、保育園で働く女性は、預かっている児童が体調不良で保護者の迎えを呼ぶ時に、まず母親の携帯電話にかけるのではなく、父親の携帯電話にかけるようにしている、と語った。
他に、電車の座席で隣の男性が股を開いてスペースを広く取り始めたら、自分はそれ以上に場所を取ることにしている、など。

会社のプレゼンで女性のグループが発表したときに、上司の男性は「素晴らしい仕事だ、娘たち(女の子たち)!」と言ってくるので、対抗して、自分も部下の男性のグループが発表する時には、「素晴らしい仕事だ、男の子たち!」と言うようにしている、という話も。

(続き)

ユーモラスでありながら、いろいろ考えさせられる日常の行動について語られるので、興味のある人はTikTokなどで と検索してみてください。このムーブメントを始めたのはismashleychaneyで、フランスではJenylin.sua.さんなどが注目されています。いずれもTikTokのアカウント。

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