動画の内容ですが、とにかく放射線被曝の恐ろしさがよくわかりました。遺伝子が壊されるので新しい細胞を作ることが出来ず今ある細胞が死んでしまうと新しく再生されないので、皮膚も血液も臓器もボロボロと壊れていってしまう。しかもせっかく移植に成功した妹さんの白血球さえ時間と共に遺伝子に異常をきたし始める。事故直後、東大病院に運び込まれた時には普通に話も出来、食事もできていた方が見る見る衰えていってしまう。
治療に携わった医師や看護師さんなどの真心のこもった言葉も胸を打ちました。
動画から離れますが、確かあの時、中性子線が出ていると報じられて(私のような素人にはナンノコッチャですが)とにかく普通のコンクリートの壁とかは難なく通り抜けてしまうので、建物の外にいても離れていても被曝すると言う話が当時の私にはとても怖かった。
それにしても、もしあの事故が今起きていたら、自己責任論みたいなバッシングがすごいことになっていたかもしれない。あの事故は作業員の方の杜撰な作業手順などが原因だったと記憶してますが、それでもあの当時、例えば「自業自得」と言うようなひどい言葉を投げつけるような人たちは、私の知る限りではだけど、湧いていなかった。今ならどうなっていたかと思うと恐ろしい。家族まで特定されて嫌がらせされていたのでは?