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中国語について考えていると、どうも中国語の音節（特に韻）というのはいちおう「音素のつらなり」とみなしてもいいけど、重母音になっていくにつれてその実体は「位置」から「動き」にどんどん比重が行くように思う
例えば -ao は [ɑʊ] と書かれてるのをよく見るけど、私は（IPAで書くなら） [ɑɒ] と認識したほうがいいと思っている
中国語について考えていると、どうも中国語の音節（特に韻）というのはいちおう「音素のつらなり」とみなしてもいいけど、重母音になっていくにつれてその実体は「位置」から「動き」にどんどん比重が行くように思う
例えば -ao は [ɑʊ] と書かれてるのをよく見るけど、私は（IPAで書くなら） [ɑɒ] と認識したほうがいいと思っている
IPAみたいなシステムは位置で母音を指定しちゃうので、静止しない母音ということをあまり想定していないと思うし、少なくともスタートとゴールの間の点つなぎみたいなことを考えてしまうと思うが、記述はできたとしてもそのイメージ、観点がいいのかというと微妙なんじゃないかなと思う