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11月に買った本。
トニ・モリスンの『暗闇に戯れて 白さと文学的想像力』が素晴らしかった。
今年最初の読書がモアメド・ムブガル・サールの『純粋な人間たち』だったので、『人類の深奥に秘められた記憶』も年内に読みたいな。
今はフォロイーさんに教えてもらった、早尾貴紀さんの『ユダヤとイスラエルのあいだ 民族/国民のアポリア』を読んでいます。

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◆モアメド・ムブガル・サール『人類の深奥に秘められた記憶』
◆早尾貴紀『ユダヤとイスラエルのあいだ 民族/国民のアポリア』
◆マリーケ・ビッグ『性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか』
◆三木那由他『言葉の風景、哲学のレンズ』
◆波戸岡景太『スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想』
◆児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』
◆ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って/太陽の男たち』
◆トニ・モリスン『暗闇に戯れて 白さと文学的想像力』
◆井上雅彦監修『乗物綺談』

トニ・モリスン『暗闇に戯れて 白さと文学的想像力』(都甲幸治 訳)

アメリカ文学史における「白人男性を中心とした思考」とその構造を分析する濃密な批評で、130ページほどだが一読では理解しきれず、ゆっくり読みかえしている。

トニ・モリスンは『タール・ベイビー』しか読んだことがなかったのだけど、少し前にサイディヤ・ハートマンの『母を失うこと 大西洋奴隷航路をたどる旅』を読んだことが歴史的背景を理解する助けになった。

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