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この中室氏、慶應SFCの竹中平蔵ゼミ出身のひとです。

竹中門下のひとなので、
あの手この手で「雇用の流動化」を促進するためのもっともらしい説明をするのがお仕事です。 [参照]

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おやおや、慶応SFCの竹中平蔵の弟子、小泉進次郎の「解雇規制撤廃」を「まろやかに」広告している。

 企業が倒産したら、労働者も失業するよ、いう脅迫である。実際は企業は史上空前の利益。

 これは竹中平蔵やコロナ禍で経産省と組んで一儲けした「行動経済学」の大竹文雄(阪大)と同じ主張を繰り返しているだけ。

 中室氏が言う「エビデンス」だが、一時期大竹文雄は「労働裁判で組合側が勝訴すると失業率が上がる」エビデンスがある、と主張していた。ところが、この主張、時流が少し変わって簡単に変更したらしい。

 とにかく自称経済学者達の言う「エビデンス」程あてにならないものはない。

 何やら数理統計的裏づけがあるような見せかけを印象付けるが、統計というのは、個々のデータが「真」でも、組み合わせや仮定条件が変えるだけでいくらでも「偽」の命題に改変できる(この改変過程は一般市民にはブラックボックスにする)。

とは言え、中室氏や竹中氏の場合は、そんな高級な話ではなく、単に肩書のある、誤用芸人である。さすがにこの人達を「経済学者」と思っているプロはいない(勿論プロの経済学者にも問題はあるのだが)。

それはそれとして中室氏、「規制改革会議」メンバーなわけだから、言ってみれば当事者。究極の利益相反とはこのことであろう。 [参照]

誤用芸人(誤)
御用芸人(正)

しかし、御用芸人、学問的にはいつも「誤ってる」わけだから、今後「掛詞」として、普及して言ってもいいのかもしれない。

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