パリ五輪開会式で登場した、様々な文化的なシンボル、登場人物などについて読み解いたnote記事。
note.com/angeliquemrt_/n/n2e30

非常に参考になった。フランス語報道で流れた解説の内容分かったり、気になっていた人物や音楽が特定できたり。

シャンソン&フレンチカンカン
→ヘビメタ&オペラ歌手、オペラ座エトワール、ルーブル、オルセー
→LGBTQ+のファッションショー

といった流れで、「観光」「ハイカルチャー」「クイア」とどんどんディープになる。

「どうやっても、すべての人が納得するとは限らない」という前提を逆手に取り、LGBTQ+の祭典を全世界放送したのはGood Job。

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私は、もう30年以上家にTVがない生活をしているので、普段の五輪にはトント関心がない。

 ところが今回は研究対象である「フランス」の自画像を巡ってあれこれ多くのインテリの人が語っているので、少しだけ調べて見た。

 星さんの紹介している記事は、芸能的には悪くないが、最後五輪前に「極右が躍進した」となっているのは端的に間違い。正しくは「単独過半数(当然第一党)を予測されたが、結果は3位に沈んだ」。

 また王妃マリーアントワネットの首についてもあれこれ言われている。
 「マリーの贅沢三昧が王室財政を危機に」という都市伝説があるがこれは事実ではない。

 端的に18世紀後半に仏と英は世界システムの最後の勝利決定戦をしていた。七年戦争・フレンチインディアン戦争でほぼ英の覇権が確立したように見えたが、米独立革命を仏は支援することで「第一次ブリテン帝国」を崩壊させた。ちなみに仏海軍が英海軍を破ったのはこの時のみ。

 この戦争支出によって仏財政は破綻。革命になだれ込んでいく。
 戦略結婚でハプスブルクから嫁いだマリーはかなり意志の強い女性だったようだ。フェルゼンとの「不倫」も最近事実と立証された(ヴェルサイユの薔薇の際はまだ噂)。ヴァレンヌ逃亡事件もマリー主導で兄のオーストリア皇帝に手紙を多く送っている。
  [参照]

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