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 千葉大学長選考会議、国立大学法人法に規定される「学長に相応しい高潔な人格」として選出された横手幸太郎氏、病院長、副病院長として報酬1500万以上を受け取りながら、一週間に2-3回「講演」をして1年平均2千万以上個人的なポケットに入る、とは、ちょっと「非常識」という他ない。

 仮に「合法」だとしても、「学長にふさわしい高潔な人格」と主張するのは、ちょっと無理がある。というのも、「合法的」に生活している人が必ずしも「道徳的」とは限らないからだ。

 勿論、何が「道徳的」かを決定するのは難しく、とりあえず「法の範囲内」であれば、刑事案件にはならない。

 といっても国立大学法人に「高潔な人格」が大学の「大学の学長」にふさわしい、と書き込まれている以上、公論が判断する、ということ。

 学長選では、そのことも踏まえた上で、山田氏1位、100票差で横手氏2位だったわけだ。

 これを選考会議で筑波で2位の永田を1位にした河田氏、千葉大学病院監査委員長の宮坂議長など外部委員が医学部と結託、「熟議」なしに強行採決、結果8(学外+医学部対6(学内全部局)、というのだから、開いた口が塞がらないとはこのこと。

 しかし2-3日に1回、講演、報酬2000万以上の横手氏、本業の病院長としての仕事は遂行できたのか?

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