大阪市人事顧問とJAPANハンドラー
維新支配下の大阪市の人事顧問は山中 俊之という男。
1968年生。東大法学部・外務省を経て、2000年に日本総合研究所(住友系)に入所。京セラの創業者稲盛のカネでCSIS(戦略国際問題研究所)にて、グローバルリーダーシップの研鑽を積む」。
しかし、CICSとは日本の自称「戦略家」の詣で先ジョージタウン大学が設立した所。かの有名な「JAPANハンドラー」R.アーミテージも理事をしていた。アーミテージ、うっかりCIA協力者を漏らしてしまった事件もありましたねー。
それにしても「ビジネス・ブレークスルー大学院MBA」というのは一体・・・
また都・市の双方で顧問を務める土井丈朗、1970生。2000年代に財務省関係の審議会に参加、2007年サントリー学芸賞。現在東京(笹川)財団研究主幹。
ところで、経団連米国支部はCSIS日本部長と東大名誉教授・防衛大学校教授久保文明が主宰する研究会が「談合」していることを自分で公開している。
CSISというのは、それほど「やばい」ものなのです。
維新、笹川、サントリー、それにCSIS、対米従属の「支配エリート」そのもの。
ま、今の日本政治、総「維新化」の流れとはとは言えるけれども。
しかし、維新の顔ぶれを見ていると、支配層ほど「相互互助会」制度が発達していると痛感する。
「相互互助会」という制度は抽象的には必要であり、保険制度もそれによって成り立っている。
しかし、本来「相互互助会」は社会の中下層にこそ必要なもの。
現状は、下層に行くほど分断・孤立化され、「自分の生活向上」の1点でもどの投票行動が有意か、という情報さえ入ってこない。(勿論、スマホに流れてくるYAHOOニュースの類は別にして)。
支配層は少数だが、権力と富とネットワークを有効に活用して「統治」する。
「民主主義」とは「統治」のテクニックの裏をかくことに他ならない。