しかし、維新の顔ぶれを見ていると、支配層ほど「相互互助会」制度が発達していると痛感する。
「相互互助会」という制度は抽象的には必要であり、保険制度もそれによって成り立っている。
しかし、本来「相互互助会」は社会の中下層にこそ必要なもの。
現状は、下層に行くほど分断・孤立化され、「自分の生活向上」の1点でもどの投票行動が有意か、という情報さえ入ってこない。(勿論、スマホに流れてくるYAHOOニュースの類は別にして)。
支配層は少数だが、権力と富とネットワークを有効に活用して「統治」する。
「民主主義」とは「統治」のテクニックの裏をかくことに他ならない。