慶応大学教授の戯言
この「間が抜けた」井出教授、「専門」は「財政政策史」なのです。
つまり「財政政策」、例えば高橋是清の「財政政策」などが本来の研究。
まあ、経済史の中に入るとも言えるでしょう。
一般の方には「財政」が専門、ということになるので、政府財政支出の「専門家」として「貧困」解消のために「消費税」増税、と連呼して回っていた。
しかし、消費税は元来「逆進性」が高い(所得ゼロの人にも今だと10%の税がかかる)ので、「累進性」の視点から当然批判が出る。
それに対して、井出さんは「中間層は再分配を拒否している」と譫言を叫び始めたわけです。(これ、医療保険もなくせ、という意味にもなる。現在3千円の医療費1万円でいい、という人どこにいる?)
さらに問題は消費税増税で増えた税収、社会保障に使われる、保証どこにもないこと。
実際、消費増税後の税収増=富裕層・大企業の減税と等しい。
現在の日本、国家による再分配(税+社会保険)後、格差が広がるほとんど唯一の国。
つまり、これは「下層」から収奪して「上層」へ再分配していることを意味するのです。やれやれ。
現在はピケティなどの共同研究によりグローバルな累進課税、技術的には可能、との結論出ている。
後は「政治的決定」の問題なのです。
QT: https://fedibird.com/@MakoSaiki/110003848271642903 [参照]