東インド貿易に関しては、永積昭「東インド会社」以来、わりとあると思います。西インドは英語で大量にあるでしょう。

むしろ世界システムの一時的にせよ覇権国家となったネーデルランドの政治・軍事・外交の歴史は知られていませんね。

例えばオランダは海の覇権国家ではありますが、陸でもフーコーも「監獄の誕生」で言及している組織革命「マウリッツ」革命などがありますが、これも知られているとはいえないでしょうね。
QT: fedibird.com/@showono_codesowh
[参照]

Sho ONO  
@yoshiomiyake はい返信ありがとうございます。「両インド」ふくめ貿易史をカバーした業績となると、世界システム論でも全然なんじゃないのか、と疑っています。グロティウスとかの議論もそれなりにありますが、いかにも政治学一般という感じで大して興味をもてません。とにかく大前提としてネーデルラ...

@yoshiomiyake フーコーによるマウリッツへの言及、『監視と処罰』を見返したら一箇所に一回ある程度ですよね(田村訳では「モーリッツ」…)。それもグスタフ・アドルフと並記されていて、いわば三十年戦争時代の人、という感じです。すぐにヴォーバン、ギベールの改革にまで筆は進んでいます。「従順な身体」のこの部分、私は全く忘れていましたが、こんなパッセージまで覚えているなんて、三宅さんの記憶力は実に驚くべきものだと思いました。

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@showono_codesowhatそうのです。「監獄の誕生」では「モーリッツ」となっていますねー。フランス語読みすれば確かに「モーリッツ」となります。

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