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昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は、大阪市の街路樹撤去を考える会のお二人がジョインしてくださいました。ありがとうございます。
雲が出ていたので夕焼けがやたらと綺麗でした。
終わり間際になって、若いイスラエルの男性が話しかけてきました。英語が通じないならスマホで翻訳してでも話すタイプでした。激昂するわけでも、罵倒するわけてもなく、ただただ粘り強く「ジェノサイドではない」と繰り返すタイプ。「自分はガザにいて見てきたんだ」の一点張りで、イスラエルが子どもを殺していることも完全否定していました。
ぼくは以前にも似たタイプと話したことがあるので、あまり話さず、遠くから見ていました。昨日はメンバーにイスラム教のかたはいなかったので強くは止めなかったんですが、もしいたらヘイトスピーチになるので強引にでも追い払わないといけなかったと思いますね。
とても若かったし、イスラエル国内ではガザの状況をメディアも伝えず、人質の情報しか流していないので、ああなってしまうんだろうなと思う。
日本もメディアが「どっちもどっち」の論調だったので、無関心な人が多くなっている。
前にも書いたけど、ニュースの構成が〈ガザの人々がテントで暮らしている〉場面を流した後、死者の数を発表して最後に、

最後に〈イスラエルの国内では人質解放のデモが行われている〉場面を流して終わる。
大抵の場合は言いたいことを最後に持ってくる。印象に残るからだ。
「あなたは乱暴だけど八つ当たりはしない」と「あなたは八つ当たりはしないけど乱暴だ」は、情報量は同じですが、印象は違う。
多くのメディアは公平なようでいて、イスラエル擁護の論調で、ずっと報じていた。
誰でもそうなんだけど、詳しく知らないことはメディアからの情報が基準になってしまいます。そして、その基準から外れていることに違和感を覚え、否定しようとします。
それは、旧日本軍のころも、今も、まったく変わってないのかなと。
あのイスラエルの若者は、今の日本の鏡なんだと、ほくは思う。

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