最後に〈イスラエルの国内では人質解放のデモが行われている〉場面を流して終わる。
大抵の場合は言いたいことを最後に持ってくる。印象に残るからだ。
「あなたは乱暴だけど八つ当たりはしない」と「あなたは八つ当たりはしないけど乱暴だ」は、情報量は同じですが、印象は違う。
多くのメディアは公平なようでいて、イスラエル擁護の論調で、ずっと報じていた。
誰でもそうなんだけど、詳しく知らないことはメディアからの情報が基準になってしまいます。そして、その基準から外れていることに違和感を覚え、否定しようとします。
それは、旧日本軍のころも、今も、まったく変わってないのかなと。
あのイスラエルの若者は、今の日本の鏡なんだと、ほくは思う。