よば/おから さんがブースト

アジア7カ国による映画制作連携協定「AFAN(Asian Film Alliance Network)」に日本が参加していないらしい。
映画に限らないけどね。国際ブックフェアも辞めてしまったし。
toyokeizai.net/articles/-/7163

同じ罪をおかしても、欧米の俳優なら多分キャリアは失わないし、リハビリ施設で更生してきたら美談にすらなるだろうと思うと、ちょっとすっぱい気持ちになる。基準を変えろとは思わんし、それが罪ならきちんと相対してほしいけれど。

好きな俳優が薬物で捕まったという漠然としたニュースだけが流れ続けていてしんどい。同じ俳優を好きな人達は黙ったりXのアイコンを真っ黒に変えたりしてる。こんなふうに失いたくなかったね。

こうふくだと思える出来事を泥濘の中から砂金を見つけるように拾い上げている

虎戦のチケットはもう何年も自力で取ってない。日曜も春に確保してもらってたチケット回してもらった。もう以前のように必死で中継を見たり成績に一喜一憂しないけれど、生きるのが苦しかった頃に野球に救われた恩義はいつも忘れていない。今日もしみじみとグラウンド眺めてたら、私が着てた市販の虎柄シャツを口々に褒めてもらえて、少し泣きそうになった。
好きなものに救われることが誰かのお金儲けの手段になってしまって久しいけれど、私は私の好きなものを出すことで近しい人に笑ってもらえる、そんなとこまでようやく来た。

ドアを叩くとき笑ってたのは、普段から「すきなひとと離れるときは最後に笑っていたい」と願っていたからだと思う。夢の中でちゃんとやれて嬉しかった。

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今朝見た夢。 

そこは「まちがい」の場所で、ほんとはみんな出ていかなきゃいけない部屋だった。そこから出ると正しい、元の場所に戻れるのだけど、誰もが時代も国もバラバラのところに辿り着く。私達は仲良くやっていたのだけど、部屋から出たらそのことも全部忘れてしまう、ということを理解していた。それでもなんだか不意に皆いなくなっていった。最後に私と私のすきなひとだけが残って、でも普通に生活しようとしてた。リビングみたいな部屋にいて、そこから出たら戻れないって分かってた。だのに大きな間抜け顔のスタチューが勝手に動いてドアを開け、野球のバットをつっかえにして閉まらなくした。行かなきゃいけないのだと私は踏み出し、ドアが勝手に閉まり、私はすきなひとと離れ離れにされた。振り返ってドアを叩いた。はめ込みのガラスから戸惑った顔が見えた。私は満面の笑みを浮かべて、ドアを叩きながら、ありがとうあいしてると叫び続けた。すきなひとは少し笑って見えないところに行った。代わりに私に似た人がドアの前に立ってニコニコ笑ってた。私達はもう二度と会えなくて、それを悲しむことすらないんだと知ってた。だけど私は、また会おうねまた会おうねって、そればっかり叫んでた。

『君たちはどう生きるか』鑑賞。 

大好きな『風立ちぬ』と色々かぶっててびっくりした。飛行機工場て。あと『モアナ』の二度目の出航シーン、ジブリのオマージュって公にされてたと思うんだけど、キリコの船が波を渡るとこがそれを参照してないとは考えにくいんだけど…それ以外にも色々、セルフパロディのように見えた。単なるくすぐりというよりは再構築なのかな。腐海やラピュタやカリ城のような光景をひたすらに駈けていくマヒトは、コナンとパズーを足してナウシカの魂を移植したようなおとこの子だった。母への思慕を抱きながら父の愛する人を守ろうとする、あまりに純粋なヒーロー。地の文がですます調の児童文学読んでるような心持ちになった。男性性を持つアオサギは気のおけない友達で女性のキリコは保護者というアンバランスさ(寝てたらご飯作ってくれる!)も、ええ加減にせえやと昔の児童文学なぞってるの?というのと。とりあえず、好き勝手してくれてありがとうハヤオ監督。名作ではなさそうだけど、私は好きだよ。二郎の気配が伺えること含めて。

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』鑑賞。色々腹を括ってハードル下げて行ったけど結局ストレートに楽しめた。ストーリーが2.5ノリと相性いいんだろうな。脚本の基軸が「家族愛」にまとめられてたのひっかかったけど、「血の繋がらない家族」も一緒に肯定されてたからね…。ここを言語化したら最後のソクドのポジションが面白くなる。客降りも多くてエンタメしてた。歌唱力の差は割と歴然としてた。鈴木さんがほんまに上手くて、四季って凄いんやな…てなった。歌詞聞き取れんコーラスとかも、四季とかヅカやと無いもんなあ。主演ふたりが「そういう」理由のキャスティングやとしたらやっぱりあの制作会社好きじゃない、しかし金稼ぎはうまいね(褒めてない)。そしてそれは生和田さん見に行った私が言うことではない。あとこれに気を良くした現地サイドが今後ものってくれたらいい。
客降りで和田さん近く通ったんだけど、画面で見るまんまで、逆にびっくりした。男前って凄いな!某キャストさんが目を合わせてくれてわーいってなった単細胞。

実家に日帰り。食べて寝て、15分ほどだけ掃除した。来週母の介護認定の調査が入る。家の中少し散らかしといた方がいいのかな?とか。叔母は去年認定を受けたらしい。その叔母から電話があって、受ける母の言葉だけを聞いていた。母が私にしたのと同じ愚痴話を叔母にも聞かせていて、その反応はたぶん私と違ってた。冷たかっただろうかと少し落ちこんだけど、分からんもんは分からん。明日は同居人と遊びに行く。
いつまでこんなふうに過ごせるんだろう。

こんばんは。映画やドラマを見て、思ったこととか書いていきます。よろしくお願いします。

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