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第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」、行ってきました トリエンナーレというものに行くのも初めてだったので、盛りだくさんな内容に圧倒された、というのがまず第一ですね…
初めて見るもの、聞くもの、パッと見違和感や嫌悪感を覚えるものも多く、良くも悪くも骨太な作品、展示だったと感じます コンセプトを読んで期待していた通り、芸術と社会の繋がりに対して非常に自覚的なところがやはり好きですね
印象に残った作品は色々ありますが…一つ挙げるならジェレミー・デラーの《オーグリーヴの戦い》かな イギリスでのストで起きた警官と労働者たちの衝突を再現するプロジェクトの映像作品 なぜかは分からないけどすごく興味深くて長時間見入ってしまった

思い返してみると、この数ヶ月で読んできた本、例えばモッセのナショナリズムとセクシュアリティとか、岡真理のガザに地下鉄が走る日とかと関連するところがあるな、と思いながら鑑賞していたので、割とタイムリーかつ自分の関心に合った展覧会といえるのだろう あと、そもそもこの横浜トリエンナーレ自体に同時代性への意識の強さを感じるのでそちらも影響してるんでしょうね

「日々を生きるための手引集」もすごく気になるのばっかりだったもんな…ジュディス・バトラーの文章とか…

美術展に行って刀ミュ最新作的な観点から読みたい本が見つかるのどゆこと?感があるわね でもこれの頭の頭めちゃくちゃよくて…
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