先日6/1にアレクサンダー・クルーゲがZoomのQ&Aで「(美に対するとき?)フランクフルト学派、アドルノ、ホルクハイマー、ベンヤミンは私にとって大事です。…」と言ったので、図書館で“知ってる映画はいっぱい出てくるからいけるんじゃない”借りてわーい無理ってなって放り出していた『目に見えるものの署名 -ジェイムソン映画論』 を人喰い鮫が出てくるまで頑張って!(十二国記「ネズミが出るまで頑張って」)セルフ応援しながら読んでいます。『ジョーズ』(1975)はP.39にすぐ出てきます。鮫びょーん。よわよわ
『世界文学のフロンティア06 -怒りと響き』収録、ハンス=ユルゲン・ジーバーベルクの「『悦びなき社会』より」が、ヒトラーは20世紀最大の総合芸術家/西ドイツ左翼知識人はとにかくdisる/終了。てな感じで困って、超有名どころソンタグの他に翻訳で読めるジーバーベルク論はどこじゃいな。とかのたくってたら、第4章「破壊的要素に没入せよ」が目の前に勝手に現れて怠け者ラッキー
第5章「『シャイニング』の語りと歴史主義」、読んでいる間ずっとマーク・フィッシャーが『シャイニング』について書いた文章を読んでいた時のぼやけた感触が回帰してきて、多重再生のように今読んでいる文章(むず…難しい…)に取り憑き、映画『シャイニング』の視覚効果と音響効果の記憶がおぞましさと一緒になって視聴覚をぐらぐら揺さぶる偽の感覚が起き、それらの反復がオーバールック・ホテルのきらびやかなボールルームの閉塞の中へ沈んでゆくような体感に統合され気持ち悪くて良かったです
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