2023.8.4〜8.8の日程でReal SOU # 11 が阪急茨木市駅前のSocio-1内特設スペースで開催中(出展作家:城戸保氏、杉山卓郎氏)で、両氏とも何度か作品に接したことがあるので既視感をともないつつもなかなか楽しめましたが、SOUがすごいのは、作品のもともとのサイズ感をガン無視して超拡大コピーして展示するところでして、それによって、単なるパブリックアートではない謎の批評性すら勝ち取っていると言わなければならない。例えば数年前に松井智惠氏のB5ほどのサイズのドローイングを超拡大して展示した際には、もとのドローイングの筆致などが全く別の意味やニュアンスに変わっていたわけで、実行したOne art Projectもそれを諒とした松井氏側もイケメンだよなぁと呆然としたものです。今回も、杉山氏のオプアート系絵画をここまで大きくするか……と唸ることしきりでした