Netflix期間終了前に『キャロルの終末』を完走。大昔に同人誌仲間の子が描いた漫画ーー「週末にどこにも行かないだなんてご近所に思われたくないでしょ」とカーテンを閉めて家に閉じこもる終末の母娘の話ーーをまず思い出した。
で、こちらの終末は短くて長い休暇。これまでも今もいつでも終末へのカウントダウン中な中年にはわかりみ…。人は名前とモノと記憶でできていて、人生は遅すぎて早すぎる。デッドパンな前半から後半は結構トーンが変わって、キャロルさんが赤毛のアンに。そしてもはやキャロルはキャロルでなく、人類みなキャロルみたいな概念に。“We’re all in this together”だなあ、としみじみ。
それにしても、なんだかどこかで観たことある気がして(確かに『easy』やミランダ・ジュライに薄っすら通じる感覚も)特に会社でのエピソードとか他で同じようなのあったよな…?と、気になりつつ思い出せないのもまた中年あるある。
@vertigonote 辛いい話というか、しみじみしましたね…あそこグッときますね。スケートも良かった。コロッとしたあの絵柄で意外とアクションが繊細にキマってるんですよね。1話が短いから観やすくて、契約中に間に合ってよかったです!