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関東大震災あたりでキーワードなのが"不逞鮮人"という言葉であり。
不逞とは不満を抱くということであり、何に不満を抱くのかというと天皇の統治に不満を抱くのだと。
つまり天孫たる天皇の御威光に逆らう朝鮮人、という蔑称ですね。

天皇という生きた神を信奉している我々こそ選民であり、その他は人間以下の獣である、というロジックを使ったのが日本帝国です。

だからこそ関東大震災の際に有名な"一円五十銭と言ってみろ"と"歴代天皇を言ってみろ"だったのです。
歴代天皇を諳んじられない人は不逞鮮人だとして集団で虐殺したのです。

んでこれが植民地支配のロジックとしても使われたわけです。
天皇の御威光を獣同然に暮らす蛮族どもに知らしめてやるのだ、と。

まあ今更皆さんには釈迦に説法かとは思いますが。

そんなのは戦前まででしょ、戦後は日本も平和憲法のもと近代的な民主主義国家として世界に誇れる国になったのです、と仰る方々もおられるでしょう。
てかそういうのが過半数でしょう。

でも日本の秘密警察、悪名高い特高警察ですが、これは戦後も名前を変えて生き残ります。
その機関の一つが入国管理局、入管です。
入管は蔓延る朝鮮人たちを管理するために組織されました。
大村収容所という場所を設けて、無数のウィシュマサンダマリさんを生み出しています。

今のイスラエルはザイオニスト、シオニストたち、それもその中でも極右の、が政治の中枢にいます。
ユダヤ教自体がユダヤ人は神に選ばれた人々である、という教義を元から持っている天啓の宗教なのでアレなのですが、このザイオニスト達はそれでもパレスチナの人々とも一緒に暮らしてゆこう、という穏健派のオーソドックスジュウ達を弾圧してまでガザ虐殺を続けています。

すでに教義はザイオニストの虐殺のエクスキューズでしかなく、根本には植民地主義があるわけです。

以上のことは私がガザ虐殺に反対するならば入管法改悪に反対するのもセットである、とずっと言ってる論拠でもあります。

”不逞鮮人”は今でいう”パヨク”みたいなもんでしょうね。
ちょっと古くなったのか。
てか今でも”チョーセンジン””チョンコ”はレイシストが相手を攻撃する際の蔑称として機能してますね。

たしか荒巻靖彦がCRACの日本国籍者メンバーの腹部を刺すという殺人未遂を起こした際もそういう言葉を投げかけて刺したのではなかったかと。

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