思い出したのが、世話になった先生が新規事業でバイトを雇うから、と指導を任された時の事。
こちらがビックリするほど何も考えてない、というと失礼なのだけど、本当に虚無なバイトの子がいて。
彼女は大学生だったのだけれど、生きるのが面倒なので大学卒業したら結婚して子供産みたい、みたいなことを言っていて。
「子供産むのが将来の夢なの?」と聞くと、「いや夢とかじゃなくて、子供産めって言われてるんで」と。
「自分ではどうしたいの」「どうでもいいです。子供産んだらもうやることないじゃないですか」みたいな。
なんというか、虚無を感じたなと。
@upasampada 高校時代の同級生で何でも「お母さんに決めてもらう」という子がいました。言葉通り母親指定の短大に行って母親のコネで就職して、20歳過ぎても母親の決めた人と結婚する気でいました。その後は知らないのですが。
自分の意思がないことに驚きましたが、似たような子は他にもいて、決断の機会を与えられず育ちそれが心地よいのだろうと思います。何も考えなければ誰かが決めてくれるって楽ですもんね。
@ruriazami 楽なんでしょうかねえ。
なんだろう、私がそこらへんにこだわりがあって一人なので余計にそう感じるんでしょうが、「人に言われたから子供をつくる」って、なんだろう、自分の意志が感じられなくて違和感というか嫌悪感すら覚えてしまうんですよね。
達観といえば達観なのでしょうが、上に挙げている女性からは達観というよりは深淵の闇をのぞき込むような虚無的な何かを感じてしまったのを覚えてます。
@upasampada 私も違和感を感じますが女性には割と多い気がします。私の姪(20代)だってどこまで本気か分かりませんが「お母さんが孫を楽しみにしてるから子供産まなきゃ」と言います。
上の女性は反抗を許されない環境だったのかもしれません。親のいう通りにしないなら罰を与えるという家庭に育った可能性もありますね。飛ぶのを諦めた鳥とでも申しましょうか。
@ruriazami 学習性無力感というか、そんな感じでしょうかね。
服従を迫る文化というか、空気感というか、そんな中で育ってしまったというか。
なんというか、纏足とかコルセットみたいな、人工的に作り出してしまっている奇形のような感じを受けてしまいます。
@upasampada そんな感じですねぇ。そして疑うことは身の危険に繋がるのでできないのです。疑っていることを自覚すれば辛くなるので考えるのをやめるのだと思っています。
他国のことは分からないのですが日本で育った女性には多いのではないでしょうか。
@ruriazami
なるほどー。
なんというか、考えないでいいからラク、というのは人間だれしも持ってる特性ですからねえ。
私の経験上は、インド文化圏と中華文化圏では親の意見には逆らえない、という傾向が強いのではないかと思います。
生まれ持った人の性格もあるのでしょうが、私が自分の決めたい事を他人に決められると物凄い反発を覚えるタイプの人間なので、理解に苦しむところが正直あるのですが。
そういう私も興味がないとか、どうでもいい事に関しては誰かが決めてくれればラクというのはあるので、そこから類推してみると、子供を産むとかパートナーがどんんな人物か、というのがどうでもいいと思ってる、という事なのでしょうかねえ。
そういうタイプの人ならば、確かにパっと結婚してパっと子供作っちゃった方が世間の目も気にしなくていいしラク、という事になるんでしょうか。
いまいち納得しきれませんが。
あすいません、答えを求めているというよりは私の中で理解したいというか整理したくて書いてます。
お付き合い頂きありがとうございます。
@upasampada 男性は少々違うのかもしれませんが、一生誰かの庇護のもとで生きていく前提で教育されるんですよね。それがお上は絶対教にも繋がっているような。
誰とも対等であることを教わらないしぶつかるより上手く立ち回りなさいと言われる。親子関係、夫婦関係ではそれが顕著に感じます。
私も反発するタイプなので、友人達が親や配偶者の決めたことに唯々諾々と従っているのが不思議でたまらないですね。嫌なら嫌と言えばいいじゃないと思います。ただそれがある意味では楽で得な生き方であるのも事実だと思っています。某氏が自民党に移ったのもこれが適用できるかもしれません。長い物には巻かれろってヤツですね。
ひとり身は保護されない社会ですし反対意見を言う女性は嫌われますしねー。
ごく少数の相手をのぞいては、こういう話をリアルでやると嫌がられるんですよ。また面倒なこと言い出したって(苦笑) こちらこそいつもありがとうございます(*^^*)
@ruriazami @upasampada 私、生まれも育ちも北海道なのですが、過去に九州出身の友人と青森出身の友人がいたのですが、話を聞いていると、女性の立場に地域差を感じました。
北海道、日本の中では女性が自由に振る舞っている方だと思いました。
(ちなみに私は進学も就職もそれに伴う引っ越しも親には事後報告でした。(結婚も親には相談していません(さすがに結婚は式に出席してもらわなけれはならないので事前報告でしたが
まあ、何か月かしか付き合いのないバイトの上司に自分の心情を話すほど親しくなりたくはなかった、というのはあるでしょうが。