私、母から家系の因業話しをたくさん聞かされ過ぎて、自分の存在感がそもそも薄い、虚無。父方の祖母が既婚だった祖父を寝とった話しとか、父に私妊娠発覚の際はおろせと言われて母抵抗、下手すると産まれてなかったエピソードなど。父も父だが、話す母も母ではあるけれど、私に家的な意識が希薄過ぎてどこか他人の話しのようにも聞いていた覚えがある。いろいろ聞かされたという話しを聴いた姉は私の代わりに怒ってくれていたけれど、そんな感情湧いてこなかった。ただ黙って聞くだけだった。あ、なんというか、総じて皆の感情の受け皿みたいな役割だったような?傷ついたヒーラーというやつらしい、まさに天然物だ。