11/30刊行予定の高田怜央第二詩集『ANAMNESIAC [アナムネージアック]』(paper company)にも帯文ならぬ裏表紙文を寄せています。注目!
https://note.com/elizabeth_remi/n/n6c4a20552a86
「憶えていることと思い出すことは違って、憶えていないことでもわたしたちは思い出すことができる。思い出した瞬間に、生じる記憶。たぶん、言葉を持っているから。言葉がわたしたちの中に入ってきたとき、見たことも聞いたこともないものたちを大勢引き連れてきたから。言葉を使うたび、わたしたちは存在しない記憶を取り戻す。それでは、ふたつの言語で想起するとき、想起されるのは同じ記憶なのだろうか?」