ハル・フォスターの言及で知ったが、ミリアム・ハンセンがTEヒュームについて論考書いていたようだ。
これか。
"T. E. Hulme, Mercenary of Modernism, or, Fragments of Avantgarde Sensibility in Pre-World War I Britain" (1980)
https://www.jstor.org/stable/2872750
五十殿利治ってこんな近著出してたのね。
『久米民十郎 モダニズムの岐路に立つ「霊媒派」』(せりか書房、2022)
ブルームズベリーグループに対して草の根右派からファシズムまでのルートを辿ったのがエズラ・パウンド、TEヒューム、ウィンダム・ルイスだとして、このイマジズムからヴォーティシズムまでの右派化に対する打倒的左派のポジションを見ると、何を置くのが最適なんだろう。うーん。