#浪曲
【京山幸枝若独演会】2023年11月3日(金)18:00~19:50@浅草木馬亭
幸太「左甚五郎 四天王寺の眠り猫 前半」
幸枝若「左甚五郎 四天王寺の眠り猫 後半」
~仲入り~
幸枝若「恋の道成寺 安珍清姫」
曲師 一風亭初月
京山幸枝若師匠は関西浪曲会の代表的存在(とのこと)。初心者ゆえまったく知らなかったが、ペケッターのフォロイーさんが素晴らしいと絶賛していたので、東京で年2回ある独演会にタイミングよく滑り込んだ。面白かったし本当に素晴らしかった。すごくよかったので、4月の独演会のチケットも買っちゃった。
たまたま演目がそうだったからかもしれないが、切々と心情を歌い上げるというよりは、軽快なリズムに乗せて物語を巧みに聴かせていくという感じ。噺自体も面白かった。安珍・清姫って、名前を聞いたことはあったけど、ああいう話だったのか(でもWikiに載っているあらすじとはちょっと違ったけど)。
曲師さんにも色々違いを感じた。まず三味線の音がぜんぜん違う。低い感じ。掛け声の入れ方も掛け声自体も違うし、つねに背後で何か弾いていて、音が止まっている時間がすごく少ない。場内はほぼ満席で熱気いっぱい。20:30終演予定と書いてあったのに19:50で「ちょうど時間となりました~」となったのはご愛敬(新幹線の時間かな?^^)。ともあれ、フォロイーさんが絶賛するだけのことはあるなと堪能した。