【最近読んだマンガ】
菊池真理子さんの『酔うと化け物になる父がつらい』と『依存症ってなんですか?』を読んだ。
『「神様」のいる家で育ちました』や『食べるの怖いな』も「宗教2世」で「太るのを気にする(でもすぐ太る)」も共感したけど、『酔うと化け物になる父がつらい』も読んでていたたまれない気持ちになった。
とはいっても、僕の父は「吞んだくれ」ではなく「真面目が服を来ている」様な人で、タバコは吸うけど遊びは一切しなかった。お酒も弱いので、すぐ顔を真っ赤にして眠り込んだ。
「仕事をする以外何も無い人だった」
(続く)
(続き)
ウチは菊池さんと同じく自営業だった。僕が子どもの頃、父は「盆と正月以外はずっと働いていた」。仕事は出来るがそれ以外の事は何も「出来ない」人だった。「職人」ではあったけど「商売人」ではなかったので、儲けるという考えが無く、家は貧しかった。親の愛情を知らないので、自分の子どもにどう接していいのかも分からなかった。悲しい事に、母親も親の愛情を知らないので、宗教にのめり込む事が「子どもの為」だと思っていた(他にも「霊感療法」「無縁仏供養」「実践倫理宏正会」に手を出した事もある)。
(続く)