(続き)
僕の知る「男の世界」は常にお酒が出てくる。飲みの席でもないのにいきなり缶ビールを渡される。僕は飲みたくないけど、周りの男たちは「あざっす」と喜んでビールを飲む。僕は仕方なく「苦い…」と思いながら口を付ける。そして「もっとぐいっと飲めや!」とやられる。
それは宗教団体の「レクリエーション」でも同じで、いきなり缶チューハイを渡されたり、ビールを注いだグラスを渡されたりする。「支部長」を含めた男たちは「酒が飲めるぞー!」でテンションを上げ、この場を盛り上げたい「親たち」がいて、僕を含めた「◯んだ顔をした2世・3世」がいる。
(続く)
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「支部長」を含めた男たちは「酒を飲む口実」が欲しくて「親睦会」をやりたがる。それの何が「宗教」なのかと僕は思う。「委員長」などの上の人間に媚びへつらう会員もいるし「こいつら終わってんな」と思う。
閑話休題。僕が「6年前に酒をやめた(元々飲まないのだけど)」のは、就労移行支援施設で仲良くなった男性の「飲み方がヤバい」のが原因だった。ペースが異常に早く、しかも「酒癖が非常に悪い」。僕と違って「誰とでもしゃべれる」のに、何で「友達がいない」って言うのだろう? と思っていた。きっとこれが問題としてあるのかもしれない。(続く)