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戦場だった海、「生き残ってしまった」罪悪感  - 平良啓子さんインタビュー | Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P) d4p.world/5268/

2019年のインタビュー

“最近では平和や憲法の大切さを伝えようとするだけで、「政治的だ」とタブー視されてしまうことがあると聞きます。民主教育をしっかり受け継がなければなりません。

―教育だけではなく、政治に目を向けても、辺野古での基地建設を巡って行われた住民投票の結果が、殆ど政府から省みられていない現状があります。今の政治状況をどんな思いで見つめていますか?

戦前の琉球処分からはじまり、いまだに解決されない差別があるのだと感じます。県民投票の結果も一顧だにされず、「寄り添っていく」というだけ。何に寄り添うのでしょう。「押し付け」に寄り添うのでしょうか。”

平良啓子さんは2023年7月29日に他界されています。

阿部岳氏の文章ではありますが、一部引用

“▼一貫してぶれなかった。2014年、天皇の対馬丸記念館訪問には立ち会わなかった。「天皇制の下でどれだけの人が亡くなったか。歓迎する気持ちにはならない」。その日もいつも通り過ごした

▼今、政府は対馬丸事件などなかったかのように再び九州への住民避難を唱え、戦争に備える。啓子さんは著書にこう書き残している。「戦争に加担していく人たちは(中略)真実の前に弱い人たちである。だから私たちは、真実の前に正しく強くなければならない」”

okinawatimes.co.jp/articles/-/

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