勿論、熱中症やコロナにならないために自衛はしてるんだけど、熱中症にしても自衛のための情報と亡くなった人の情報はニュースで流すけど、それって結局「自己責任で自衛しましょう」と「自己責任で自衛出来ない人はこうなります」というメッセージになってしまう。
それで、学校が記者会見や説明会などをすることもあるけど、「その人」と「その環境」に責任が限定されてしまって、社会全体でそうならないように見直そう、ということにはならない。
熱中症も正月に餅を詰まらせて亡くなる老人と台風なのに畑を見に行って流される人、みたいな人が亡くなることが風物詩になりつつある。
SDGsってそもそも「人と社会の持続可能性」を改善する運動なのに、そこをあえて結び付けないいよな。
全てにおいてズタズタに切断されて流される情報から因果関係を読み取るのは難しい。
けれど、これとこれ繋がっているよね、ということが大半。結局今の大人が「ものを考えてこなかった」(むしろ考えないことがある意味奨励された)ということに尽きる。