コロナも熱中症も安全バイアス強いんだろうなあ。というか、病気だけじゃなく、政治も経済も気候変動も全てに安全バイアス強すぎる。
もはや、安全バイアスというより、現実逃避。

熱中症も気候変動と大いに関係あるし、体育会系(軍隊教育)から派生した体育や部活も見直すべきだし(命を守る面と人権を守る面からも)、凍土が溶け出しているこれからは初めて出会う病原菌やウイルスによる病気だって出てくるだろうし。

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勿論、熱中症やコロナにならないために自衛はしてるんだけど、熱中症にしても自衛のための情報と亡くなった人の情報はニュースで流すけど、それって結局「自己責任で自衛しましょう」と「自己責任で自衛出来ない人はこうなります」というメッセージになってしまう。
それで、学校が記者会見や説明会などをすることもあるけど、「その人」と「その環境」に責任が限定されてしまって、社会全体でそうならないように見直そう、ということにはならない。
熱中症も正月に餅を詰まらせて亡くなる老人と台風なのに畑を見に行って流される人、みたいな人が亡くなることが風物詩になりつつある。
SDGsってそもそも「人と社会の持続可能性」を改善する運動なのに、そこをあえて結び付けないいよな。

普通に考えたら木を切り倒して、毎日24時間電気フル稼働で排熱を出し続ける高層ビルを作ることのどこにも持続可能性はないし、凋落している日本で作り続ける経済的合理性もない。
全く長期ビジョンがない。政治家に政治哲学、思想、経営者に経営哲学、思想がない。労働者にもない。景気が良かった頃のように「今が良ければ」なのかもしれないけど、今が良くないのにそう思うのは無理がある。

全てにおいてズタズタに切断されて流される情報から因果関係を読み取るのは難しい。
けれど、これとこれ繋がっているよね、ということが大半。結局今の大人が「ものを考えてこなかった」(むしろ考えないことがある意味奨励された)ということに尽きる。

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