この感じなら、植物にしか興味がないやばいやつと結婚して苦労、奮闘した物語としてすえこを主人公にしたり、植物にしか興味がないやばい弟が実家の造り酒屋を捨てていってしまったので女に酒造りはできないって言われるけどやってやるよ物語として綾を主人公にしたほうが、現代に照らし合わせて主人公の倫理感がにごにょごにょと誤魔化さずに済むし、おもしろくなったんじゃないかと思う。どうしても男性主人公でいきたいなら、父が造り酒屋の番頭をしているから仕方なく面倒をみるようになった植物好きのおぼっちゃまに振り回されながらも、結果的に友情を築いたしおぼっちゃまの姉と結ばれて酒造りに成功したよ物語として竹雄を主人公にしてもよかったかも。
それにしてもなにかの文句を言うときはよく口が回るものです……