本来は、生産年齢世代女性全般の待遇問題であるにもかかわらず、「若年女性」問題にすり替えようとしているのは、女性をたんに「産むための機械」としか考えていない中高年男性視点で現状を見ているから、としか思えません。
現在の生産年齢世代女性全般の待遇を改善しようとすると、今すぐ県内の居住男性が自分の特権を手放さなくてはならなくなります。でも、それはやりたくない。かといって、人口減は困る。
「若年女性」をどうやって県内に止まってもらうか、という問題設定の立て方からして、女性の待遇を改善するつもりがまったくないことがよくわかります。