毎日新聞は、無料で共有機能がないのですが、あればそうしたかった前後編のこの記事でした。
ニュース検索アルゴリズムで、不同意性交罪で摘発の記事がピックアップされてくるため、目にするのですが、前年比倍増というだけあって、すごい数で検挙されています。
身近になって、被害を訴えやすくなったと言うこともあるようで、まわりの大人も気づくとすぐに警察に通報するパターンが増えていることも大きいと思いますが、これだけ、中学生を含めた未成年が性犯罪に巻き込まれる日本社会の背景が、双方の観点からうまく描かれていると思います。
100人以上の少女を買春した理由 元「裏アカ男子」のゆがんだ正義感
https://mainichi.jp/articles/20241214/k00/00m/040/084000c
少女に懐かれると劣等感が消えた 買春繰り返す性依存症、家族も黙認
https://mainichi.jp/articles/20241214/k00/00m/040/092000c
摘発に至る前の接触の段階から予防するColaboのような活動はとても重要だったのだと改めて思います。
私も含めてですが、社会の認識として、ここまで未成年に対する性的搾取が日本で公然と行われていることに気づいていなかったのだろうと思います。
日本社会の経済的な衰退と相まって、社会調査で統計をとることが可能であったなら、驚くような割合で年少者が性的被害にあっており、かつ、それを利用している成人たちがいる結果が出てくるのではないかと思います。
(この手の社会調査は、取ることが難しいので無理だろうとは思いますが)