日本の成人男性のなかに、成人女性に対する忌避感と、年少の女性に対して性的関心を持つ傾向が高いことは以前から気になっていたのですが、成長の段階で、自分に自信が持つことができず、成人女性に引け目を持ち、年少女性に性的関心を抱くようになっている男性が多いのだろう、と思います。
そうなる理由の背景には、母親偏重の子育てがあるのだろうと思います。
母親は母親で、「きちんと子育てしなくてはならない」というプレッシャーから、子供への過干渉へ走り、一方、子供は自尊心を育てることができない。
結果、自尊心のなさと過干渉の母親への苦手意識から、成人女性への忌避感を抱くようになり、年少女性へ性的関心を抱くようになる、というパターンがあるように思います。
売る方の年少女性は、子供の頃からの虐待であったり、親が売りをさせているなど、社会の矛盾が集約した形であらわれていて、摘発したところで問題は解決しない、というのもそうだろうと思います。
とても考えさせられる記事でした。
摘発に至る前の接触の段階から予防するColaboのような活動はとても重要だったのだと改めて思います。
私も含めてですが、社会の認識として、ここまで未成年に対する性的搾取が日本で公然と行われていることに気づいていなかったのだろうと思います。
日本社会の経済的な衰退と相まって、社会調査で統計をとることが可能であったなら、驚くような割合で年少者が性的被害にあっており、かつ、それを利用している成人たちがいる結果が出てくるのではないかと思います。
(この手の社会調査は、取ることが難しいので無理だろうとは思いますが)