映画『Barbie』を字幕で見てきた。

コメディ映画に、リベラルの理想を詰め込んで、現実での阻害をふんわり描く。
見た後すっきりはしないが、地上に降りた天使を応援したいような気持ちにはなる。

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Barbie 感想 続き 3 

この映画の主人公、バービーもケンも主人公だけど、大人の女性(かつての少女)も主人公か。
(おそらく、男社会にモヤモヤするうちに)人間として生きるとは…と考え、子どもの頃の理想だったバービーに普通の大人の悩みを発生させてしまった。

ちなみに自分が中年の非正社員の女性と話すと「自分の周りだけ幸せならいい」と言う人がいる。
社会問題に行動を起こさない言い訳のようにも聞こえるが、問題は意識していて、育児や不安定雇用・低賃金などで、行動できない現実があると思う。

映画の中では、10代の女性が攻撃的なフェミニストというか、かわいくない女性活動家ってこういうイメージでしょうと描かれるシーンもあるが、

中年女性も、政治や社会問題の話をしてもいいのではないか、老後や、次世代のことも心配ならなおさら、というメッセージも込められているように思う。

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