AI倫理のN先生とFBでお話した流れでこちらも並行して読むことに。すでに読了された先生によれば、扇情的にGAFAを叩いている割に、専制国家がデータを使って国民を管理・監視するリスクについて殆ど言及しないのはミスリードであり、それがもし意図したものあれば大変マズいのではと指摘されていた。
最近はこうしたソーシャルメディアの問題やデータとプライバシーに関する洋書や翻訳本が次々と出ていて、一頃のテクノユートピアに対するカウンターがトレンドになっている節もあるけれど、Aというリスクに目を向けさせることがBというリスクを覆い隠すめくらましになる可能性は確かにあるのだと思う。その辺りも念頭に置きながら読もうと思う。
@mikeneko301_2022 そこに映画業界とか放送局の寡占状態を解体してきた歴史があります。
また、「USAトゥデイ」みたいな全国紙が少なく、(州ならではの)地方紙ばかりという歴史もありますし。
『原典メディア環境』にはFCCが出した勧告の抄訳が載ってたと思いましたけれど面白かったです。
近年、NYTなんかは地方紙だとつぶれてしまうのでネットメディアになったら地方メディアではなくなり過去最高益になったとか、反面ピンクスライムな地方紙がネット配信などを通じて扇動を行うなどもあれこれあるかんじですね。
→そうなると検索やニュース配信を握ってるGoogleとFBがやはり槍玉にあがるというか。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68028040Q3A130C2FFJ000/
@ohmitakaharu ピンクスライムって言葉、初めて知りました。由来を見ると言い得て妙ですね。
私もたまにそうしたメディアを恐る恐る覗いてみるんですが、党派性やデマという言葉が生やさしく思えるレベルのオルタナティブファクトが展開されていて、頭がクラクラすることも。
一部の人たちの思想が極端に振れることはある程度仕方がないにしても、人の憎悪を煽るジャンクな情報がバラ撒かれるのは有害すぎるので、やっぱり情報環境をコントロールできるプラットフォーマーの責任は問われるべきかなと思います。