なお、今回の変更点は多数ありますが、先に言語自動判定の削除、Keybaseインテグレーションの削除についてだけ触れておきます。
言語自動判定ですが、Mastodonでは個々の投稿に言語が設定されており、cld3というコンポーネントが、使用している文字を元に判定を行っていました。
ただ、短い文字列で漢字ばかりだと中国語判定されたり、顔文字などキリル文字を含んでいてロシア語に判定されるなど、誤判定も多かったため、悩みの種でした。
今回、cld3は削除され、投稿はデフォルトでユーザーインターフェース言語に変更になります。
表示だけ英語にするなどの使い方をしている場合は、投稿する言語を別途指定できるので、そちらを日本語にするようにしてください。
また、投稿のAPIで言語指定ができるので、クライアントなどではそこで個別に変更できます。
あとKeybaseインテグレーションですが、KeybaseがMastodonサーバの登録受け付けをやめて長く、連携がとれていないため、削除されることとなりました。この機能を使わずともKeybaseで認証は可能なので、そちらで対応するようにしてください。