「科挙」を創設したのが隋だったのは初めて知りました。隋での登用はほとんどなかったそうです。
中国における仏教というものをわたしは全く知らないと言っていいので、そこら辺をおさえていきたいなあ、と思いました。儒・道がありながら、どうして仏をも必要としたんだろうか。
で、この本を読むと、稀代の暴君とされている煬帝のことが、ちょっとだけ好きになれます。
大型公共事業連発し過ぎてて、暴君は暴君なんですけどね!どうして吐蕃や高句麗に侵攻しちゃったんだろうとか、兄を廃するのではなく支えることはできなかったんだろうかとか、ちょっと悲しくなりました。