しかし、えっクィアの話なの?と期待して読むとつらいだろうと思われるのが悔しい(結末にガッツリ触れているためこれからの方はご注意ください)
同性愛者は片恋のまま殺され、異性愛者は生き残って(わざとらしくぼんやかされてたけど)結ばれたっぽいのなんなの 全員生き残ってほしかった そりゃ手紙のくだりなんか小説としてはドラマチックに盛り上がるネタなのかもしれないが、クィアの人々が生き抜いて幸せになる物語が必要なの…!
男女の2人の子どもとかが安易に出てきたら本をビリビリにするところだったよ(本は無事です)
は〜〜惹かれあった男女が生き残った点以外は好きだったのに、この一点で今年のベスト候補からは外しました
私が求めすぎなのかもしれないが『鋼鉄紅女』や『大いなる自由』を経た私なので…そこはさぁ!!! となるしかなかった 次作に期待します