"「漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう」、「個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される」、「『性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話』等、私が漫画『セクシー田中さん』という作品の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットや削除され、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、納得のいくお返事はいただけない」などの点を列挙" https://www.oricon.co.jp/news/2312208/full/
"脚本家さん、監督さんといったドラマ制作スタッフの皆様と、私達を繋ぐ窓口は プロデューサーの方々のみでしたから、プロデューサーの方々が当初「ドラマ化の条件」として 小学館から日本テレビさんに伝えていただいた内容を、 どのように脚本家さんや監督さん、ドラマ制作スタッフの皆様に伝えていらっしゃったのか、 残念ですが私達には知る術はなく、 当初お伝えした「ドラマ化の条件」はどうなってしまったのだろう?という 疑問を常に抱えた状態での加筆修正の繰り返しとなって、 その頃には私も相当疲弊していました" http://ashihara-hina.jugem.jp/?eid=244
"仕事を外される形になった脚本家の相沢友子さんは、ドラマ最終回の放送前(23年12月)に自身のInstagramアカウントで、「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」と報告していた" https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/27/news078.html
『セクシー田中さん』の件、プロデューサーの応答の仕方によっては、映画『羅生門』のようにもなりかねない。映画『羅生門』は、ある殺人事件の目撃者や当事者たちの供述が食い違っていて、真相がわからないというお話。映画『羅生門』もドラマ『セクシー田中さん』と同じく原作付きの作品である。映画『羅生門』の原作は、芥川龍之介の小説『藪の中』である。この『藪の中』という小説から、「真相は藪の中」という言葉が生まれたとされている。
https://kotobank.jp/word/藪の中-648999
映画『羅生門』の翻案については、今野喜和人著「芥川龍之介を読む黒澤明を読む :『比較文学』講義録から」に詳しく書かれている。
https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/record/9914/files/13-0019.pdf