一昔(具体的には5年以上前)には、「紙は燃えないからいい」と言われていましたね(炎上という意味です、物理的には燃えますハハ)私もそう思っていましたが、近年そうでもなくなっているのを感じます。

なので当時と今で自主制作冊子を電子化する意味も変わってるようには思います。しかし手間が掛かる割に電子版は売れない。やっぱそれは事実としてあるので、難しい。

この「燃えない」は今考えると、
・書籍を読める視力があり
・数百円〜数千円の個人出版物を購入できるだけの所得がある
・都市生活者
を、無意識のうちに読者対象ということにしていた、だけの気もします。これは反省すべきことだなと、昨日今日考えていて思いました。

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なんでもかんでも他人頼みにするのはよくないですが、例えば技術書典はコロナ禍においてもオンラインでイベントを開催し続けた結果、電子版を出すことが当たり前に定着しましたよね。リアルイベントに関わらず、マーケット(文フリでいうカタログ)に通年アクセスするのが普通になった気がします。

もちろん文芸と実用書では大きく異なるので一概に言えませんし、もともと運営や著者が技術に詳しいから、電子書籍もオンラインマーケットも需要と供給が安定しているのと言うのはありますが……

例えばですが文学フリマのカタログに電子版の案内を載せるだけでも、アクセシビリティという意味で違ってくるかもしれません。

techbookfest.org/market

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