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明日12/3(日)のコミティア146で短編小説集「PERIPH」(挿絵付き、全140頁)を販売します! BECOMING Studioのバーチャルアーティスト「ペリフ」を題材にした書き下ろしの短編小説が3編収録されています。他にもステッカーなどが販売される予定です。
C14a「BECOMING Studio」にてお待ちしてます!

以下、収録作品の紹介です。

第1話「三人の魔女(いくつかの陰謀と、数多くのありふれた優しさについて)」
その村には、ことあるごとにひとびとの口に上る、ひとつの言い伝えがあった。いわく、東の森の奥、ウェリスの泉に近づいてはならない。そこには、恐ろしい魔女がいるから。主人公は、その言い伝えの真相を確かめるべく、森の奥の泉へと歩を進める。そこには、驚くべき秘密が隠されていた。
(ファンタジー、民俗学、訪れてはならない場所、泉、魔女、陰謀、優しさ)

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第2話「彼女はなぜすべてを手放すことに決めたのか(愛の周期性について)」
ティカ異常物体研究所は、惑星エカの衛星に設置された、通常の研究施設では研究することのできない「異常」な存在を隔離し調査するための機関である。日々の仕事を手際よくこなす研究員のカリカの胸の内には、しかし、ある重大な悩みが根を張っていた。その悩みの原因は、彼女が母星に残してきた、ある心残りに他ならなかった。
(ラブコメ、異常物体、隔離と閉鎖、恋と愛、三角関係、周期性)

第3話「君は光(音楽の想像的用法について)」
その惑星には、音が存在しない。より正確に言えば、その特殊な地学的条件のために、その惑星に住む生物は、音を知覚するための聴覚器官を持たないのである。「音楽」が意味を持たない世界に打ちのめされるペリフと、彼に共感する心優しい少年の、ひとときの交流。しかし、その時間は、長くは続かない。国家全体を席巻する戦争の潮流が、やがて、二人を否応なしに巻き込んでいくのである。
(戦争、視覚と触覚、光、想像力)

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