「Graffiti」というのは自らの創作に対する蔑称であって、呼称として受け入れられないという当事者たちが初期世代には多いという話です
彼等がやっていたのはあくまでも「Art」であって「Graffiti」などと勝手に区分されるべきものではない
カリブ系移民のアーティストたちには発表の場も機会も与えられなかったから、ストリートで彼等のアートが発露しただけ
バスキアとかキース・へリングとかは、その第一世代のスタイルを活用することで戦略的に〝Art〟のマーケットに打って出た。ある種の搾取がなされた、という彼等の認識
いわゆる〝グラフィティ〟(PC的に誤りであうることを主張する当事者たちは多いけど)の黎明期のストリートアーティストでステンシルを世界で初めてストリートアートに用いたCOCO144のガチの復刻作品(本人作「The First Stensil」)は、普通に購入したよ。もう一点はなんと、恐れ多いことに……(!)。プリント作品も一種の連作でとても落ち着く。