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次何読もうか積読を物色して、零號琴にした SF〜
冒頭を読んで積んでたのであった

零號琴 

いま2章
漢字ネーミングがあるタイプの異惑星SFだね〜
ラノベに近いけど、拗らせてる漢字の程度が易しいので程よさがある :blobcatmelt:

零號琴 

付けた仮面が星の過去の出来事を見せる假劇(かげき)っていうイベントで、上演される演目が6足の化け物になった将軍(男)を仕留める愛人の副官(男)の話で、相変わらず自分の好みを見つけ出す己の嗅覚の良さに感心しちゃうな…
倒す直前にかつての相手からの愛撫を思い出す描写、いいですね…

零號琴 

「苦蓮(副官)の舌は那貪(将軍)の腋窩や鳩尾の苦さを覚えている。」
ウワーッッ激アツ文章だ!!!! :iihanashi_zh:
というかこの假劇とやら、民衆が仮面のチカラで当時の人物の感情を共有できるらしく なんていうか、この世界の歴史で萌えるジャンル民がいたら悶え死んでしまうのではないか

零號琴 

これ全体的にニチアサからの言葉遊びなんだなー
フリギアとか五聯社(ごれんしゃ)とか そもそも假面(かめん)だもんなー
例の匂わせ文章、設定世界の史実を新鋭の脚本家がBLに二次創作したという設定で、まんまと踊らされた〜 :blobcatmeltcry:
でもパロる手つきが優しいから許してやろう…というか、この脚本家のモデルはやすこにゃんか?

零號琴読了〜!長かったなー
好みの文体か?というとそうではないし、たぶんSFもそんなに好みではない(SF世界の史実を題材にしてたからその点は触れやすかった)という己の嗜好を分析できたので、普段あんまり触れないジャンルを読むのもまた一興でした :blobcatbook:
厨二感も突き抜けててラノベ的チョイスではあったけど、語彙の量は圧倒的だった

書籍化校正に7年かかったと書いてあって、語彙の量が半端なかったので納得した 読みやすいか、というと視座からはまた別だけど

あとがきで筆者が(別シリーズで手一杯で)この続編は生きてるうちには書くことは難しいだろうと書いてて、物語のテーマのひとつだった二次創作の原作への侵食を思考するなど

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